「世界幸福度ランキング2017」第1位にフィジー 日本25位

今回で40回目となる、年に一度の「幸福度調査」最新版が12月23日、発表されました。

幸福度調査とは、スイスの「WIN/Gallup International」が毎年発表している「純粋幸福度」を測る調査です。これは国連が発表している、様々な客観的な要素からなる幸福度指数とは違い、対象者に”自分が幸せかどうか”と問う「純粋」な幸福度を調べるものです。

さて、2017年、世界の幸福度はどのようになっているのでしょうか。
早速ランキング順位を見ていきましょう。

世界幸福度ランキング2017 TOP10

第1位 フィジー 89%(昨年2位)
第2位 中国 79%(昨年10位)
    フィリピン 79%(昨年14位)
第4位 ベトナム 78%(昨年5位)
    インドネシア 78%(昨年12位)
第6位 パナマ 77%(昨年7位)
    パプアニューギニア 77%(昨年16位)
第8位 パラグアイ 74%(昨年対象外)
    バングラデシュ 74% (昨年21位)
第10位 アルゼンチン 72%(昨年6位)
    メキシコ 72%(昨年8位)

第1位のフィジーは昨年2位からのランクアップ、2年ぶりの第1位となります。2位の中国に大きく差をつけて、世界で一番幸せな国の称号を手にしました。

日本の幸福度は?先進7カ国(G7)の順位をチェック

25位 日本 55%(昨年28位)
29位 カナダ 50%(昨年23位)
33位 米国 48%(昨年42位)
35位 英国 47%(昨年54位)
37位 ドイツ 46%(昨年47位)
44位 フランス 43%(昨年57位)
52位 イタリア 38%(昨年57位)

世界平均59%に対し、G7で平均以上となった国は実は一つもありませんでした。経済の繁栄、所得の増加と共に、人々は幸福感を得にくくなってしまうのでしょうか。

先進国≠幸福という事実

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TOP10を見ると、一般に発展途上国といわれる南太平洋諸国や東南アジアから多くランクインされているのが伺えます。
一方、いわゆる先進国と呼ばれる、経済的にめざましく発展した国では、とても幸福度が高いとは言えない結果となりました。

ある調査によると、不幸とお金の相関関係は見られるようですが、その逆、幸福とお金は必ずしも呼応する関係とは言えないようです。

世界一の幸せ大国フィジー

今年こそ幸せに生きたい。そう思うあなたは、要チェックです。

世界一の幸せ大国となったフィジー国民がなぜ幸せを感じられるのか、気候、宗教、国民性の3つの角度から考察してみました。

①温暖な気候

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フィジーは年間平均気温は25.5度。南太平洋の常夏の島国です。寒くて死んでしまう心配もなければ、食べるものに困ることもそうそうありません。温暖な気候から豊かなトロピカルフルーツが採れ、そこら中にたわわに実っています。また、近くの海に行けば新鮮な魚介がいくらでも獲れてしまいます。

日本でも沖縄に行くととてもゆったりした雰囲気を感じられるのと同様、穏やかな気候は楽観的で穏やかな人柄を作っているのではないかと思うほど、フィジーの人々はゆったりのんびり生活しています。

でも実は、すでに複数の調査によって気候と幸福度には何の相関関係もないと証明されているようです。
現にスイスやデンマークなど寒さ厳しい国の幸福度が非常に高いという調査もあります。ただ、この場合の「幸福度」は経済や社会制度など客観的要素を総合的に判断して測るものなので、なんとも言い難い部分もありますが。。

気候が直接起因しているわけではないということを前提においても、Top10を見てみると、フィジー、フィリピン、ベトナム、パナマ、インドネシア…多くの温暖な気候の国がランクインされているのは事実。気候が温暖であるが故に得られるものは多くあり、人が幸せを感じやすい要素の一つとして「暖かい気候である」というのもあるのでは、と思わずにはいられません。

②信仰深い熱心な宗教観

フィジーには、先住民であるフィジー系の人々と、イギリス植民地時代に移住してきたインド系の人々が約半数ずつを占める、デュアルカルチャーの国です。そして、どちらの国民も非常に信仰深く(フィジー系住民は主にキリスト教、インド系住民はヒンドゥー教またはイスラム教)、熱心な信者が多いのが特徴です。

良いことがあれば神に感謝し、悪いことがあっても神の思し召し。大事な時には祈りを捧げ、日曜には教会へ行く。人生の拠り所となるものを持っている人は、非常に強い精神力を持っています。深い感謝の念を抱け、幸せを感じやすいということにもなるようです。

③フィジーの国民性 大らかであれ シンプルであれ

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信仰深いフィジー人たちは、自分が大事にするべきものを理解し、そして軸となる精神を持っています。

所得は低いし、豪華な暮らしとは程遠い、いわゆる「貧乏」だけれど、心はとっても豊か。いつもすごく楽しそうに笑っています。
そして、何よりも家族を大切にし、他者との触れ合いを尊び、人への親切を惜しみません。

また、フィジー人は非常に大らかな性格で、とてつもない「Let it be」感を感じさせてくれます。笑

小さいことは気にしないし、何でもすぐ忘れる。大らかすぎるが故に、約束の時間は守らないし、ルールなんてあるようでなくて、楽しい方へ楽しい方へ流れて行く…日本人的感覚で見ると困ることも多くありそうですが、とってもチャーミングで愛らしくもあります。そんな大らかさがDNAレベルで根付いているのを感じます。

幸せを感じられる人になるために

それでは、無宗教の日本人が、温暖でもない気候で幸せを感じるには?
幸せ大国フィジーの人々から教わった、幸せになるためのポイントは、「身近な人を大切にすること」そして「シンプルに生きること」です。

私たちは、家族など本当に身近な人ほど粗雑に扱いがちではないかと思います。実は一番大事なのは、一番多くの時を共に過ごす人のことを大切にすることです。当たり前と思うかもしれませんが、実際にできている人はあまり多くないのではないでしょうか。

そして、「シンプルに生きる」とは、

  • よく食べて、よく寝ること。
  • 物に縛られないこと。多く持たず、多く捨てること。
  • 周りに流されず、忙しさでごまかさず、自分自身をコントロールすること。
  • 好きなことをすること。
  • 時には何もしない時間を過ごすこと。


  • あなたも幸せ大国フィジーのエッセンスを取り入れてみてはいかがでしょうか。

    幸福度調査2017 概要

    調査結果:http://www.wingia.com/web/files/service_categories/10/file/10.pdf?1483346039
    調査対象国:66カ国
    調査対象者数:計66,541名
    各国約1,000人の男女へオンライン、対面、電話など様々な形式でアンケート調査を行いました。

    調査方法:対象者は自分が幸せと思うかを以下の5段階で回答する。
    「とても幸せ」
    「幸せ」
    「幸せでも不幸でもない」
    「不幸」
    「とても不幸」

  • 最新版2017年は「とても幸せ」「幸せ」と選んだ人が68%に上り、昨年の66%から2ポイント上昇。
  • 今年の純粋幸福度の世界平均は59%となり、昨年の56%から3ポイント上昇。
  • ※純粋幸福度:「とても幸せ」と「幸せ」と選んだ人の割合の合計から「不幸」と「とても不幸」と選んだ人の割合の合計を引いたもの。



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