フィジーの文化 カバとは

カバ(Kava)ってなに?

カバとは、コショウ科の木の根っこを乾燥させ粉状にし、お水とミックスさせたフィジーの伝統的な飲み物です。しかし、飲み物だからといってジュースやお茶のようにペットボトルで飲んだりする訳ではありません。タノアという大きな器にカバを注ぎ、それをみんなで円卓を囲んで回し飲みします。

カバっておいしいの?

さて、具体的に、カバの見た目は根っこを粉状にしたものだけあって泥水。味は漢方薬。飲むと舌がピリリと痺れ、最初は
「マズい!もう一杯」
とはいきません(笑)しかし、何度か飲むと2杯3杯と飲めるようになり、だんだんとカバの味に慣れていけます。
お作法もあるにはありますが、フィジアンは作法通りでなくても気にしません。楽しくカバを囲むことに意義を感じているからです。なので、みなさんも現地でカバを飲む時は気にせず、その場の雰囲気を楽しんでください。
なのでご紹介程度に簡単に書いておきます。
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覚えておきたいカバのお作法

1 小さなカップを受け取ります。
2 「Bula 」といいます。
3 手を1回叩きます。
4 飲みます。
5 「マーザ」といいます。
6 カップを返します。
7 3回手を叩きます。

これをまた自分の順番がきたら繰り返す。
ってだけです。簡単でしょ。
単純ですし、間違えても現地の人は全く気にしないので、気兼ねなくあくまで楽しむことを優先にカバを囲んでください。
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フィジー人とカバ

最後に歴史と今のカバ事情をご紹介します。現地での交流の醍醐味はカバセッションです!
カバは、元々はセブセブという儀式でした。村に訪問する時に訪問者が首長から許可を得るために木の根をギフトとして持って行き、それを村人みんなで回し飲みをします。みんなで回し飲みをしてよそ者とも一体感を作るのが習わしでした。もちろん今でも、歓迎の儀式として行っていますが(私も経験しました)、随分と日常化し、カバを囲んで話をするというカバセッションなるものに一般化されています。そこには本来のよそ者を受け入れる伝統がしっかりと受け継がれています。街の至る所でカバセッションが行われていて家に帰るまでに何処からともなく「お前も飲んでけー」と毎日笑顔で誘ってくれますよ。ぜひ、みなさんもフィジーへ行ったらカバを囲んでフィジアンと色んな話をしたり聞いたりと、カバセッションを味わってください。

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