フィジーの文化 ケレケレとは?

ケレケレ。響きがとっても可愛いですね。
2017年にTBS系列で放送された「世界の日本人妻は見た!」でフィジーが特集され、この「ケレケレ」という独自の文化にも注目が集まっています。今回はそんなケレケレの実態についてご紹介していきます!

ケレケレって何?

名詞としてのケレケレは日本語にすると、「分け合うこと、共有すること」と訳されます。
シェアのことか〜って思ってくれたら充分です!

動詞で使うと、「お願いします、〜ください」みたいな感じで使います。Pleaseに近いです。

フィジーは伝統的に村単位で生活をしていて、助け合いの精神が非常に強いです。「自分のものはみんなのもの、人のものも自分のもの」という感覚が根付いており、個人所有という意識が先進国ほど強くありません。(最近では経済も発展してきたのでだいぶ変わってきたようですが。)

フィジアンは、シェアリングエコノミーを地でいっているような感じで、色々なものをシェアします。日本人の感覚ではびっくりすることも多いのではないかと思います。

それでは、実際にどんなものをシェアしているのでしょうか?
私が体験したフィジー文化のケレケレを紹介したいと思います。お付き合いよろしくお願いします!

実際に見て、体験したケレケレの実態

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フィジアンは、まず笑顔!その次は、BULA!という元気な挨拶、そして、ケレケレの心です。

とにかく、何でもかんでも共有します。
貧しさからというより、共有することに喜びを感じているのが現地で一緒に過ごすとよく分かります。

家族をケレケレ

たとえば、私がホームステイしていた家族の6歳の男の子は里子です。
別の家族が生んだ子供をもらって育てています。日本では少し淋しいなって感じるようなこともフィジーではよくあることです。

フィジーは「家族」というひとつの単位が非常に大きいです。大げさじゃなく、全国各地に家族がいます。
血縁があれば(時にはなくても)Familyです。
ひとつの家の中に2世帯、3世帯が住んでいることは当たり前で、その家のメンバー構成がわけわからないこともしばしば。
お父さんが出稼ぎで島に行っているので、子供達は叔母さんの家で育てられる、なんてことも。

フィジアンは一言「誰が育てたって家族は家族」ってニカっと笑って終わりです。だからこそ、家族親族構わず、悪いことしたらその子を遠慮なく叱るし、反対に楽しいこと、お祝いごとなどは30人は平気で集まります(笑)

フィジアンはケレケレの精神があるからこそ、家族と強い繋がり、絆を持ち続けています。決して貧しさからだけではなく、分け与え合うことに喜びを感じるからこそのシェア、ケレケレって素敵ですよね。

タクシーでもケレケレ

しかし、もっと知ってほしいことは家族に留まらず友人、知人、見ず知らずの全くの知らない人にもケレケレすることです。
たとえば、タクシーで都市まで出掛ける時は見ず知らずの人と相乗りすることも珍しくありません。移動もケレケレです。

街までの道中はお互いの話を話します。体験のケレケレです。ドライバーさんもそこに乗っかってさらにケレケレです(笑)

共有すること 困っている人を助けること

現地にいると、日本人の感覚からしたら衝撃の出来事も多くありますが、決して「泥棒=ケレケレ」ではないので、くれぐれもご留意ください。

「分け合う、共有する」フィジー独特のシェアの感覚、ケレケレが少しでも伝わったらと思います。

フィジアンは困った人がいたら全力で助けます。自分が困っていたら大きな声で、そして笑顔で助けを求めます。
なぜなら、いいことだけでなく困ったことも、ってもうみなさんもうお分かりですよね(笑)そうです、ケレケレです。

Giving without expectation”期待なく与える”=ケレケレ。ぜひ現地で体感してみてください。世界がまた違ってみえてくるかも。

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