【完全版】フィジー留学|費用・英語力・フィリピン留学との違い・語学学校は?

フィジー留学

格安留学としても注目を集めている「フィジー留学」。
これから海外留学を検討している方の中には、「え、フィジーって英語話すの?」と思っている人もいると思います。

今回はそんな方のために、フィジーとはどんな国なのか、そして「フィジー留学」に実際かかった費用、英語力がどのぐらい伸びるか、フィリピン留学との比較なども含め、まとめていきます。

フィジーってどこにあるの?

フィジー共和国は、オセアニアにあるイギリス連邦加盟国で、ニュージーランドの北、オーストラリアの北東に位置します。
もともとイギリス領だったため、公用語は英語です。

日本からは約7000km離れています。

▼Googleマップだとこんな感じ▼

時差は+3時間です。
日本が午前10時の時、フィジーは午後1時という感じですね。

また、フィジーはサマータイム制度をとっているので、夏季にあたる10月中旬~4月上旬は+4時間となりますのでご注意ください。

フィジー留学の魅力

格安留学先としても注目を集めるフィジーですが、実は値段だけでない魅力がたくさん。まずは、フィジー留学経験者でもある筆者が実際に行ってよかったなと思うところをまとめました。

「世界幸福度ランキング1位」とんでもなくハッピーな国民性


フィジーの一番の魅力は、安さでも海でもなく、「フィジーの国民」にあります。そのフレンドリーで明るい性格のフィジー人に衝撃を受け、リピーターになる人も多くいます。

フィジー人に学ぶことは英語だけではありません。
家族の大切さ、信じることの大切さ、助け合いの精神など、現地の人から多くを教わり、忘れていた大事なものを取り戻せる、そんな国だと思います。

フィジーは2017年の世界幸福度ランキングでも見事第一位となり、「世界一幸せな国民」としても注目を集めています。

ワーキングホリデーと組み合わせやすい


オセアニアに位置するフィジーは、オーストラリアやニュージーランドとも近く、飛行機でわずか2〜4時間、2万円〜4万円程度で渡航できます。
また、オーストラリアやニュージーランドの語学学校と比較しても費用が安く、ワーホリ前に英語を学べるとあって、2カ国留学としてフィジー留学を選ぶ人も多くいます。

海が綺麗

フィジーの海
フィジーは330の島からなる南太平洋の楽園です。
留学学校はビチレブ島という一番大きい島に集中していますが、ボートに乗り30分〜1時間もすれば、真っ青な海が広がる離島に遊びに行くこともできます。まさにリゾート生活。日常を忘れるにはもってこいの環境です。

ダイビングやサーフィンのメッカとも言われているので、マリンスポーツが好きな方にもオススメです。

留学費用が安い

アメリカやイギリスに比べ、約1/3の費用で留学することができます。
具体的にどのぐらいなのか、下にある「フィジー留学費用」箇所を見てみてください。

英語初心者に優しい

フィジーは国民の9割以上が英語を話すことができ、島国ということもあってか、みんな比較的ゆっくりと話します。
さらにとても話好きで世界一フレンドリーな国です。英語初心者にとってフィジーは、むしろ英語ネイティブの国よりも語学学習に適しているとも思います。

かけがえのない友人との出会い

世界中に友達ができる、というのももちろん、海外で知り合った日本人というのは、留学生活の宝物のひとつだと思っています。

フィジーに限ったことではないですが、海外へ留学する日本人には個性豊かな人が多いです。
私も、フィジー留学生活の中で、銀行員やUSJのプロダンサー、助産婦、NGOで世界を飛び回っている人など、多くの友人ができました。

普段日本で生活する中ではなかなか知り合えない人ばかりで、自分自身の考え方の幅が広がりました。

フィジー留学のデメリット

直行便がない


2017年現在、日本からフィジーには直行便が飛んでおらず、経由便を使って行く方法しかありません。
渡航には、だいたい13〜15時間、10万〜15万円程度がかかります。

日本人留学生が多い

私が行っていた学校は9割が日本人。多くの友人ができる反面、母国語で話す時間が長くなることは、英語学習の面で見るとデメリットでもあります。

食べ物が合わないとツラい

フィジー人の主食はタロイモやキャッサバなどのイモ類。島国のため魚介類も豊富で、ココナッツを使った料理が多いのも特徴です。
フィジーにはインド人も多いので、インド人家庭にホームステイともなると、3食カレー味です。

何が一番ツラいかというと、焼きそばを乗せたご飯をおかずにタロイモを食べるというような、どう考えてもおかしいだろうという食事が結構普通に出てくることです。

現地人は栄養バランスなどというものはほとんど気にしません。たくさん食べることが幸せ、少ししか食べられないのはかわいそうと思うらしく、もっと食べる?と毎回聞かれます。

食に関しては好みの部分が大きく、ホームステイによってかなり差があるのでなんとも言えませんが、心配な方はビタミン剤を持って行くなどしても良いかもしれません。

現地にはアジア系の人もいるので、レストランでは、中華や韓国料理、日本食も食べられます。外食も適度に取ることでバランスをとってもいいでしょう。

ホームステイ先で英語を話していないことがある

フィジーは多民族国家で、約6割のフィジー系の住民の他、約4割を占めるインド系住民がいます。
フィジー系の人はフィジー語、インド系の人はヒンディー語を母国語として持っており、家では母国語を中心に話す家庭もあります。

虫が多い。野良犬も多い。

フィジーは熱帯気候のため、虫が多いです。特に雨期は蚊の大量発生も起こるので、刺されやすい人は入念に対策をしてください。

また、ヤモリがいたり、すごい巨大なゴキブリがいたりもしますので、嫌いな人はきついかもしれません。
さらに、野良犬も多く、噛まれると感染症になりかねないので、十分に気をつけてください。

フィジー留学費用


海外留学を志す人にとって、費用は最大の問題ともなります。フィジー留学は留学費用が安く、アメリカやイギリスなどと比べ約1/3程度と言われます。

留学期間によって費用は異なりますが、参考までに、私がフィジー留学に支払った費用を以下に記載します。

期間:2014年7月〜9月の11週間

項目 金額
入学金 20,000円
授業料 176,000円
ホームステイ(77泊分) 96,250円
短期留学ビザ申請料 14,800円
留学会社への手数料 30,000円
航空券代(片道・燃油サーチャージ込) 96,280円
海外旅行損害保険料 38,240円
合計 471,570円

留学の初期費用はこんな感じで、ここに現地生活費がプラスされます。

発展途上国のため人件費が安いこともあり、授業料などは他国と比べかなり安いと思います。

また、私はフィジー留学のあとニュージーランドへワーキングホリデーに行ったので、ここにフィジー⇒NZの航空券代と、NZでの生活費を合わせ、最終的には合計約100万円ぐらいを用意しました。

現地の生活費は?フィジーの物価

現地での生活費はどのような生活スタイルかによってかなり変わります。日本よりも物価は安いので、日本と全く同じ生活をすれば、多少安上がりかな、という程度です。
バスやタクシーなどの交通費は安いです。通信費も日本より安いです。

私は外食も週2回ぐらいしたり、観光もしたりと普通に生活して、3ヶ月間で約8万円ぐらいの滞在費でした。
1日2食の食事と宿泊費は留学費用に含まれるため、節約すればもっと抑えることもできると思います。

詳しくは別記事にまとめたので、以下よりご確認ください。

語学学校比較


2017年9月現在、フィジー国内の日本人向け語学学校は以下の3校です。

  • サウス・パシフィック・フリーバード
  • 老舗の学校で、生徒数150〜200名の大型校。1クラス10人前後でのグループレッスンが基本で、TOEIC対策オプションなどもあります。

  • ブルーウィル
  • フィジー第二の都市ラウトカにある語学学校。フィジーの語学学校の中で唯一マンツーマンレッスンを行なっています。

  • SKY
  • 韓国人経営のため、韓国人留学生も多い。リゾートホテル、ツアー会社、カフェ、レストランなどでのインターンプログラムがあり、フィジーでの就業体験ができます。

学校ごとの詳細は以下の記事にまとめました。

滞在方法はホームステイが8割

フィジー留学の場合、留学生の約8割はホームステイ滞在です。そのほか、語学学校の学生寮や、ホテルステイなども選択できます。

ホームステイは留学費用は高くなるものの、食事がついているので滞在費が割安になる、英語を使う機会が多くなる、などのメリットがあります。
費用重視の方は学生寮がオススメです。友人を作りやすく、学生寮ならではの思い出もできることでしょう。
プライベート重視の方はホテルステイという選択肢もあるので、検討してみてください。

フィジー留学生にはこんな人が多い

フィジーへ留学する日本人は年間約2000名。年齢層も幅広く、親子留学や2週間程度の短期留学も人気です。

  1. 中・高校生留学
  2. フィジーの公立高校には、日本人留学生受け入れてくれる学校もあり、短期から卒業までの留学ができます。単位の取得はもちろん、卒業後の国内外の大学受験も可能です。
    詳しくはこちら>>バ・プロビンシャル・フリーバード学園公式ホームページ

  3. 大学生の語学留学(休学or短期留学)
  4. フィジー留学は大学生にも人気です。特に、夏休みや春休みなどの長期休暇を使い、2〜3週間の短期留学をする方や、1年休学して留学をする学生もいます。
    また、南太平洋大学(The University of South Pacific)など、フィジー現地の大学や大学院へ行くことも可能です。

  5. ワーホリ前の語学学習
  6. オーストラリアやニュージーランドのワーキングホリデーと組み合わせて留学する20代も多くいます。私も、25歳の時に3年間勤めていた会社を退職しニュージーランドへワーホリを決意。その前に約3ヶ月のフィジー留学を経験しました。

  7. シニア留学
  8. 年金生活をしている方や、会社を早期退職されてくる方もいます。南の島でのんびり暮らしたいと考えている方にはフィジー留学はまさに理想の地ではないかと思います。

フィジーの治安は?


フィジーは発展途上国であるため、もちろん日本ほど治安が良いとは言えません。
スリや置き引きには十分注意してください。

しかし、大きな地震もなく、ミサイルが飛んでくる心配もなく、テロや紛争もないので、ある意味とても治安の良い国ともいえると思います。

フィジー留学とフィリピン留学の違いは?

日本からの距離・航空券代

【フィリピンの方が早い・安い】

日本から行くには、フィリピンの方が近いです。直行便で約4時間程度で渡航可能です。
フィリピンは渡航するのにLCCなども多く飛んでいるのでとても便利。平均2〜4万円、安い時期を狙えば1万円代からなんてこともあります。

一方フィジーは直行便もなく、距離も遠いため、航空券代は10〜15万円程度。留学費用には航空券代も考慮しなければなりません。

語学学校のスタイル

【フィジーは英語初心者向け、フィリピンはマンツーマン中心】

フィリピン留学は、マンツーマンレッスンの学校が中心です。ある程度英語の基礎があり、ブラッシュアップしたいという方にはぴったりだと思います。
また留学先としても人気のため、とにかく学校の数が多いので、授業スタイルも学校によって様々です。

フィジー留学の場合、語学学校の数が少ないので学校選びで時間をかけることはあまりないと思います。グループレッスンが中心で、英語のレベル別にクラスが分かれます。
授業は1日のうちで、文法、語彙、リスニングなどを学ぶ授業と、会話中心のスピーキングレッスンの組み合わせて行われます。
学校によっては、校舎内では英語しか使えない「English Only Policy」というルールがあり、日本人同士でも英語で会話するという雰囲気ができています。

フィジー留学は、TOEICでいうと600点以下の比較的初心者向けのところが中心になるため、英語上級者には物足りないこともあるかもしれません。

国民性と英語

【フィジーはイギリス英語、フィリピンはアメリカ英語】

先述の通り、フィジー人は世界一ハッピーな国民。フィジー人は「明るく陽気で、楽しい」人が多いです。
一方、フィリピン人は「穏やかで優しい」人が多いように感じます。

どちらの国も英語が第二言語になっています。アクセントでいうと、フィジー人が話す英語はイギリス英語に近く、フィリピン人が話す英語はアメリカ英語に近いです。

また、ハリウッド映画やBBCニュースなどの英語をイメージしていると全然違いますが、むしろフィジー人もフィリピン人も聞き取りやすく、わかりやすい英語を話してくれると感じます。

もちろんその国独自の言い回しや方言はありますが、それはアメリカやイギリスだって同じことです。

フィジー留学でどのぐらい英語力が伸びるのか

留学先の国がどこであろうと、

留学に行く=無条件で英語が話せるようになる

とは絶対に思わないでください。

どの程度英語が伸びるのか。正直、これは自分次第という部分が大きいです。

といっても、フィジー留学に行ったらどの程度の教育が受けられるのかは気になるところですよね。
まず、中・高校留学は別として、フィジー留学では、全く話せない人がネイティブレベルまで英語が使えるようになることはほぼないと思います。
そこまでスパルタで教えてくれる学校は、残念ながらありません。

しかし、全く話せない人でも、英語を使って意思表示ができるようになる、外国人とコミュニケーションが取れるようになるというレベルであれば十分目指せます。

参考までに、私の場合、留学前はTOEIC400点レベルでしたが、帰国後(フィジー3ヶ月、ニュージーランドでワーホリ9ヶ月)受けたTOEICでは730点でした。

リーディングがイマイチですね・・・

フィジー留学をしたことによって、海外の友達も多くでき、英語を使って仕事もできるようになりました。英語はいまも継続して勉強しています。

フィジー留学で失敗する人の原因3つ

さて、留学しても全く英語が話せるようにならない人は思っている以上に多いです。

フィジー留学で失敗する人にはこんな共通点があります。

留学に行く前の事前勉強不足

ほとんどの人が行けばなんとかなる精神で留学に挑戦し(正直、私もそうでした)、ほぼ大した準備もせず日本を飛び立ちます。

しかし、日本でもできることは日本にいるうちにやっておくべきです。本来の海外留学は、日本で勉強した英語の基礎を使い「英会話を実践する場」として多くの時間を割くのがベストだと思います。

私が感じたのは、日本にいるうちにTOEIC600点ぐらいは取れるぐらいのリスニング能力と基礎文法、語彙力をつけていたら、留学で得られるものが全く変わっていたんだろうなあ、ということ。
皆さんは後悔のないように、事前学習をしっかりした上で留学に挑んでください!

目標を持っていない

留学に行く目的、目標を明確に持っていないと、途中で(しかも割と早い段階で)「やっぱり自分には無理だった」と自ら学習を放棄することになります。
自分から諦めてしまう人があまりにも多く、英語学習に挫折してからは、留学は人生経験だと自分を正当化し、遊びに夢中になります。

人生経験も非常に重要です。
でも、語学留学は「英語を習得するための留学」のはずです。目的・目標の達成の上に、海外での様々な経験があるのではないでしょうか。

また、留学に行く目的は「英語が話せるようになること」。そう答える方が一番多いと思います。
しかし、それでは不十分。

英語はあくまでもツールでしかありません。
なので、「英語を使って○○をしたい!」という具体的な目標を持っている人は、成功しやすいといえます。(私の場合は、ニュージーランドでワイン造りを学びたかったので、そのために使う英単語を必死で覚えました。)

でも自分は特にやりたいこともないし…という方は、例えば『将来英語を使って働けるようになるために最低でもTOEIC650点とる』とか、『映画を字幕なしで理解できるようになる』などといった、できるだけ具体的にイメージしやすい目標を立てることをおすすめします。

自分よりレベルの高い友人に頼る

フィジーは日本人留学生が多く、正直英語を使わなくても生きていける環境だと思います。

人間誰しも失敗することは怖いし、恥ずかしい思いはしたくないものです。そうなると、外食するのも、移動するのも、現地人と交流するのも、自分より英語の話せる友人に任せてしまう人が結構います。

その時は楽しい時間になりますが、あとで後悔するのは自分だということを肝に命じてください。

まとめ

海外留学には、人生の中でも大きな選択になることでもあり、多くの不安がつきまといます。

でも、もしあなたがフィジー留学に行こうか悩んでいるのであれば、思い切ってぜひ挑戦してみてほしいと思います。
この記事が一歩を踏み出すための後押しになっていたら幸いです。

それでは!

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします