フィジーの治安は実際どう?ナンディやスバは危険?2018年最新版

海外旅行や留学で心配なのは、渡航先の治安ですよね。
では、フィジーの治安はどうなのでしょうか?

そして実際にフィジーに行くことが決まった時にはどのようなところに気をつけたら良いのでしょうか?

今回は気になる「フィジーの治安」について、2018年最新版として詳しく解説していきます。

フィジーの治安は良い?悪い?

結論から言うと、フィジーの治安は、発展途上国の中では比較的良い方です。

もちろん、日本や他の先進国並みに安全とは言えません。治安は良くも悪くもあるといえます。

    治安が良い理由は・・・

  • 銃社会でない
  • 常夏の国で海産物や作物が豊富に取れるため飢餓がない
  • 違法ドラッグが禁止されている
  • ギャングなどの暴力団、反社会的勢力がいない
  • 逃げ隠れしにくい小さな島国である
  • 殺人事件などの凶悪犯罪が少ない
    治安が悪い理由は・・・

  • 経済的な水準の低い発展途上国である
  • 窃盗などの軽犯罪が多い
  • 詐欺やぼったくりが多い
  • 人以外の危険性がある(野良犬や感染症など)

気をつけなければならない部分はありますが、危機感を持って生活している分には問題は起こりにくい環境と言えます。

では、フィジーの治安が実際はどの程度危険なのかを具体的に見ていきましょう。

外務省の公示からみるフィジーの治安

外務省海外安全ホームページ
海外安全ホームページ
出典:MOFA 外務省 海外安全ホームページ

上の地図から見ても分かる通り、フィジーは国全土が黄色になっていますね。
この外務省の危険情報では、フィジーは「レベル1:十分注意してください。」と分類されています。

2017年現在、危険度のレベルは4段階あります。以下にレベル別の代表的な国やエリアをピックアップしてみました。

「レベル1:十分注意してください。」
・その国・地域への渡航、滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。

フィジーはココ。
主な国・地域は、中国西部やロシア、インド、インドネシアやカンボジアなど。先進国を除く多くのアジア東欧、中米地域、アフリカの海岸沿いの国々が該当しています。


「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」
・その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。

メキシコ南部、フィリピン南部、バングラデシュなど。

「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」
・その国・地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して堆肥の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)

アフリカ大陸の国やエクアドル北東部など。

「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」
・その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国・地域へ堆肥してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。

シリア、南スーダンなどアフリカ北部の紛争地域など


フィジーが分類されている「レベル1」の他の国を見てみると、比較的旅行先としても選ばれるような地域が該当していたりもするようです。

とはいえ、これから行かれる方は、「少なくとも日本ほど安全ではないぞ」と自分によくよく言い聞かせてください。

フィジーの治安 テロの危険性は?

世界情勢が不安定な昨今、やはり心配なのは国際的なテロなどの危険性です。

まず、現在のところ、IS系の武装系組織はフィジーでは確認されていません。

念のためお伝えしますが、フィジー国内にはイスラム教徒の国民もいます。私もムスリムのお友達も何人かいますが、みんなとても良い人ばかり。もちろんフィジーにいるイスラム教徒には過激派はいないのでご安心ください。

都市部は危険?ナンディやスバは大丈夫?

ナンディ
続いて、フィジー国内のエリアで違いはあるのでしょうか?

フィジーの中では、リゾートエリアや離島などでは比較的安全といえます。

一方、都市部で現地住民が多く暮らしているエリアは危険度がやや高いです。

例えば、フィジーの首都スバ、第2の都市ラウトカ、国際空港のあるナンディなどでは特にスリ・ひったくりなどの軽犯罪が多発しています。身の回りの所持品、貴重品には特に気をつけてください。

余談ですが、タウンから少し離れた住宅街でも、特に富裕層を狙った強盗が発生しているようです。
そのため、一般家庭にも仰々しい鉄の門があったり、番犬がいたりと、防犯対策ばっちりというところが結構あります。

フィジー全土的に見て、命の危険を感じることはそこまでなさそうですが、都市部の方が危ないのは間違いないです。街に繰り出すときは緊張感を持って行動するようにしましょう。

夜道に注意!なるべく出歩かないように


フィジーはナイトスポットも充実しているので、ついつい遅くまで遊んでしまうこともあるかもしれません。

治安が比較的良いと言われるフィジーでも、暗い夜道は危険です!
街灯のない場所などは本当に何も見えないぐらい真っ暗です。

ひったくりや暴行事件、性犯罪の可能性も高くなるので、なるべく1人では出歩かないようにしてください。

女性は特に注意が必要です。ホテルや市内のバー等でも、観光案内するよ、と最初は親しげに話しかけ、最終的に強盗や性犯罪に及ぶ事件も発生しています。

フィジーで起こるトラブルまとめ

外務省の海外安全ホームページによると、フィジーでの2016年の犯罪認知件数は約20,000件に上り、スリ・ひったくりなどの窃盗や性犯罪、詐欺などが多く発生しています。

手口はさまざま。以下に代表的なものと、犯罪以外にも注意したいトラブルをまとめました。

1. スリなどの盗難・ひったくり・置き引き

iphone
南国気分でウキウキしていたら、あれ、バッグがない!なんてことが起こるかも?

近年、フィジー各地で観光客を狙う盗難事件が相次いでいます。

最近多いのは携帯電話やデジタルカメラを狙った盗難。財布・パスポートなどの貴重品管理は厳重にしていても、意外とスマートフォンやカメラへは注意が散漫になりがちです。

特にiPhoneはフィジーではとんでもない高級品のため狙われやすいです。日本の感覚で携帯を持ちながら街中をフラフラしているのはとても危険なので、最低限必要な時のみ使うようにしてください。

気をつけたい場所は、バスや乗り合いタクシー、フェリー乗り場などの交通機関やターミナル。ここはスリなどの犯人にとっては絶好のロケーションです。

街中の人混みやスーパーなどでも、混雑のスキを狙ったにスリにあう可能性があります。

男性は、必ずズボンの後ろポケットに財布や携帯を入れないようにしてください。

後ろに背負っているリュックやチャックのないトートバックも狙われます。人が多いところではリュックは前に、カバンは必ずチャックの付いたものを持ち歩きましょう。

また、現地の人は体格も良く、力も強いです。窃盗犯の中には、スリや置き引きではなく、無理やりひったくりをする人たちもいます。暴力を振るい、入院するほどの怪我を負うような事件もあります。

できるだけ高価なものは持ち歩かない、表に見せないように心がけましょう。

また、多くの現金を持ち歩くのが不安な方は、キャッシュパスポートなどの海外専用プリペイドカードを作っておくと安心です。


2. 詐欺・ぼったくり

シティやタウンのバスターミナル付近や街中でいきなり笑顔で握手を求められることがあります。親切なふりを装い、現地を案内するよと色々と話をされて、あとで金銭を要求されるような手口も多いです。

また、タクシーの運転手にもご注意を。メーターがないタクシーも多くあり、初めに値段を確認しておかないとぼったくられる可能性があります。


そして、かくいう私も一度、路上で声をかけられた現地人に、騙されそうになったことがあります。

俺の家族がやってるんだ、と土産物屋に連れて行かれ、伝統的な飲み物であるカバを教えてあげるよ、と1杯ずつ飲ませてもらった、まではよかったのですが…。
その後、FJ$200の木彫りの人形を売りつけられそうになり、その時はとにかく断り続け、カバ代としてFJ$10を置いて解放してもらいました。

そのほかにも、いろいろなところで、例えば投資やビジネス、現金の両替をしてあげるよ、船のチケット安く買えるよ、などなどいろいろな話をされますが、簡単には乗らないようにしてください。

騙そうとしてくる人は思っている以上に多いです。

3. クレジットカード等のスキミング


観光客を狙った犯罪としては、スリなどの窃盗が一番多いですが、2014年ごろから増えているのがクレジットカードやデビットカードをスキミングして悪用するといった事件です。

どうやらホテルなどのチェックイン時やカード決済の時の情報を抜かれているようです。

旅行先では、現金をたくさん持っていると危ないと思いがちですが、実はカードも危険なんですね。

先日日本に帰国した私の知人も、フィジーでスキミング被害にあったそうで、カードを不正利用され多額の請求がきたが、無事に全額戻ってきて解決したと言っていました。

支払いの際は可能な限り現金にすることをおすすめします。

4. 野良犬に噛まれる


フィジーでは日本のような保健所がないため、野犬が問題になっている地域もあります。

住宅街に入ると、やせ細った汚い野良犬があちこちにいます。これが結構怖いんです。

日本なら、犬に手を噛まれても「痛い!」で終わりますが、フィジーの野良犬に噛まれたら大変、最悪感染症にかかる可能性もあります。

しかし、野良犬が怖いからといって下手に逃げると追いかけられます。犬と対峙しても襲ってくる気配がなさそうであればそのままスルーしていきましょう。万が一、威嚇などされた時は、石や木を投げる、または思いっきり投げる“ふり”をすると効果的です。

愛犬家の方からするとかわいそうと思う部分もあるかもしれませんが、そんなことをいっている場合ではないです。

もしもの時は、自分の身を守ることを最優先に考えてください。

5. デング熱などの感染症

年間平均最高気温が28℃にもなる常夏の島です。

治安とは別かもしれませんが、ジカウイルス感染症(ジカ熱)やデング熱の感染注意喚起地域にもなっています。

デング熱には予防薬や予防接種がないので、とにかく蚊に刺されないようにすることを意識しなければなりません。特に雨季(11〜4月)に流行しやすいので、虫対策は入念にしておきましょう。(虫除けスプレーは現地でも購入可能です。)

6. 高波・ウミヘビ

フィジーの海岸線は珊瑚礁に囲まれているため、リーフの内側は波も穏やかな浅瀬です。しかし、ひとたび環礁の外に出ると、急に水深が深くなり、さらに高波にさらわれる危険性も。

海水浴やシュノーケリングなどのアクティビティは必ず浅瀬の方で行うように気をつけてください。

また、フィジーの海には白と黒のシマ模様のウミヘビをよく見かけます。実はこのウミヘビは毒蛇の一種です。近寄らないよう注意してください。

日本人は狙われやすい?

人が良く気弱で騙されやすい日本人は、「英語が不得意でお金持ち」というイメージも相まってフィジーに限らず犯罪者の格好のカモにされやすいと言われます。

それから、フィジーの現地の人はみんな浅黒い肌をしているので、黄色人種である日本人は、いるだけで目立ちます。
肌を露出する、高価なものを身につけるなど目立つ格好をしていては、自分を狙ってくださいと言っているようなものです。

「そうは言っても、自分は大丈夫だろう」

そんな風に思っていませんか?

実際にあまり外国人と関わりを持ってこなかった日本人は、海外の厳しさを甘く見ているところがあるようです。素直に人を信じることができて、好奇心が旺盛なのは良いことですが、相手が全員良い人ではないことを心得ておきましょう。

初めて会う人は、日本人であれ外国人であれ、「本当に信用できる人間かどうか」を見極めるよう心がけてください。

また誰かに誘われたとしても、乗り気でなかったり危険を察知したら、遠慮せずにイヤなものはイヤだとはっきり断る勇気を持ってください。

外務省が出している犯罪の手口の動画(何十年前の動画だろうと思うぐらい時代を感じますが…。)も参考になるので、一度見てみてはいかがでしょうか。
>>外務省 海外安全劇場 なぜ君がねらわれるのか

トラブルを避けるための注意点


トラブルに巻き込まれないためのリスク回避として、最低限以下のことには気をつけておきましょう。

トラブル回避チェックリスト

CHECK!

  • 肌の露出を控える
  • 高級品を身につけない
  • 財布に大金を入れない
  • 夜一人で出歩かない
  • 細い路地になるべく入らない
  • うまい話には乗らない
  • 何を話しているかわからないときに相手に合わせない
  • 困ったときにはとにかく「No!」という
  • 旅行保険に入っておく
  • とにかく最大限の警戒心をもつ

気をつけるポイントは「時間」、「場所」、「相手」、そして「自分」です。
念には念を、です。自分の周りには常に危険があるというのを頭の片隅に置いておきましょう。

治安よりも意識の問題

ここまで治安についてご説明していきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後に言いたいのは、”自分の危機感の欠如”が本当に一番危ないということです。

私はフィジー滞在中に一度だけ、友人と夜お酒を飲んでいてカメラを置き引きされたことがあります。

海外だからと羽を伸ばしすぎていたのでしょう。気の緩みもあり、これは完全に自分の不注意だったと反省しています。

治安以前の意識の問題です。

みなさんは私みたいに騙されそうになったり、盗まれたりしないよう、注意してくださいね。

少々辛口に言った部分もありますが、実際、フィジーの治安は自分の行動と時間帯に気を配り、普通に過ごしていれば、ほとんど問題ないのではないかと思います。

フィジーは留学先としても人気の国なので、多くの留学生が渡航しており、英語が全く話せない方も中にはいます。そんな人でも安心して過ごせる平和な国です。国民も明るくフレンドリーで、本当に優しい人が多いです。

楽しく安全に過ごすためにも、最低限の危機管理だけは忘れずに!素敵なフィジーライフをお過ごしください。

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