Bula!
海外に行くと常に悩むのが、「お土産」ですよね。今回は、「せっかくだったらその国ならではのものが買いたい」と思っている方にぜひ訪れていただきたい、『ハンディクラフトマーケット』をご紹介します!
小さな個人経営の手工芸品店が立ち並ぶハンディクラフトマーケットなら、世界に一つだけのお土産が手に入りますよ!
ハンディクラフトマーケットとは?
ハンディクラフトマーケットは、フィジーの国際空港がある街ナンディの他、首都スバにもあります。ファーマーズマーケットの手工芸品版のような場所で、1店舗1店舗が独立した形でお店を構えています。
というわけで、今回はナンディのハンディクラフトマーケットに行ってきました!
場所はナンディタウンのバスターミナルからすぐ、町役場のわきの小さな公園に面した一角にあります。
タパクロスや腰に巻く用の布(スル)、フィジーのマット、お面などなど、フィジーの伝統的な手工芸品を取り扱う小さなお店が立ち並び、見ているだけでも楽しめます。タウンのほとんどのお店がお休みしてしまう日曜日も営業しているので、予定が空いた時などに行くのもおすすめ。
値段交渉をすれば街の土産物店よりも安く買える場合もありますし、なにより地元の方との交流に最適な場所です。
軒先には南国模様の布(スル)がずらり。ハンドメイドのバッグなども飾ってあります。
ユニークなお土産を探すにはぴったりの場所です。
店舗ごとに特色があり、個性的な伝統工芸品なども多く見られるので、新しい発見が色々とあるのではないかと思います。
ハンディクラフトマーケットでの注意点
マーケットの入り口に注意書きがありました。
- それぞれ独立した32のショップがあります。
- 購入する前に色々なお店を周り、値段を比較してください。
- 全ての手工芸品は燻蒸消毒処理がなされています。
- 手間のかからないマーケットです(うまい日本語が思いつかない…。)
- 木彫りや編み物などのデモンストレーションが見られます
- ここでの買い物では間接費はかかりません
※hassle-free = 困難でない、手間のかからない、簡単なという意味。文語的によく使われる形容詞です。
フィジーでは街中の客引きに注意しよう
余談ですが、大きなお土産屋さんはともかく、フィジーの個人経営店の土産物店の場合、必死で客引きをしているところがあり、特にアジア人観光客は目をつけられやすいです。
現地の人から見れば、フィジーに来る外国人は、とんでもないお金持ちです。中には、結構汚い手口で物を買わせようとする人もいるので、タウンで声をかけられても対応しない方が良いでしょう。悪徳な客引きには注意してください。
また、ハンディクラフトマーケットでは悪徳な客引きはないですが、何も知らないと思われると高値をふっかけられることがあるので、看板にもある通り、色々なお店を見比べることをおすすめします。
ハンディクラフトマーケットで工芸品づくりを見せてもらった
この日は、フィジー・ラウ諸島出身のオーナーさんのお店で、伝統工芸のデモンストレーションをしていただきました。
Voivoiと呼ばれる葉っぱを乾燥させたものを使います。(英名:Pandan Leaf 和名:タコヤシの葉)
一つの大きな葉っぱを適当な細さに裂き、編んでいきます。
このようにして、一枚の大きなマットから、ハンドバッグや小物まで、いろんなバリエーションがあります。
voivoiで作ったマットは、フィジーの一般家庭でもよく見られますね。(フィジー語でibe「インベ」とも呼ばれます。)
編み物やタパクロスなどの手工芸品は、フィジーの村においては女性の仕事だそうです。ヴィレッジの女性が集まってみんなでマットを編む。そんな昔からの村の暮らしの一部が垣間見れ、とても良い経験になりました。
オーナーさんとの記念撮影^^
ちなみに、このお店でお土産用のタパクロス(25フィジードル)を買ったら、このデモンストレーション用の編み物(子供用のvoivoiブラ。どうやって使えば…笑)と小物入れをおまけでつけてくれました。ありがとうございました!!
あなたも、ハンディクラフトマーケットで、ローカルな体験を!