BULA! RYOTAです。
みなさん、「フィジー」って聞くと何を思い浮かべますか?
南国!
海綺麗そう!
うんうん、そうですよね。
最近では、その次ぐらいに「ラグビー強いよね」という声が聞こえるようになりました。
そうなんです。フィジーでラグビーは大人気の国民的スポーツ!
ということで、今回はフィジーのラグビーについて見ていきたいと思います。
目次
フィジーで盛んなスポーツは?
フィジーで行われるスポーツ競技はそもそもあまり多くありません。
人気の高い競技は、ラグビーをはじめ、サッカー、バレーボール、ネットボール、クリケット、空手、ボクシング、ゴルフなどです。
その中でも、ラグビーはフィジーの国技ともなっている大人気のスポーツです。
フィジーに行くと、そこらじゅうの公園や原っぱで草ラグビーをしている姿が見られます。女子も普通にプレイしていますよ!
現地にいる方は、機会があったらぜひラグビー観戦してみてください。
世界的なラグビー強豪国フィジー
さて、日本ではあまり馴染みのない人もいると思いますが、実はラグビーには7人制と15人制とがあり、フィジーでは7人制ラグビーが特に盛んです。
男子7人制ラグビーは世界ランキング1位、2016年のリオ五輪でも金メダルを獲得している強豪なんです。
世界ランク1位の実力
- フィジー
- 南アフリカ
- NZ
- オーストラリア
- アルゼンチン
- アメリカ
- ケニア
- イングランド
- サモア
- スコットランド
- フランス
- ウェールズ
- カナダ
- ロシア
- 日本
世界ランキングでも堂々の第1位!
日本は15位につけているんですね。
また、「フライング・フィジアンズ」の愛称で親しまれているフィジーの15人制ラグビーは、ワールドラグビー世界ランキング第9位となっています。
リオ五輪金メダル
記憶に新しいのは、2016年に行われたリオ五輪。男子7人制ラグビーでフィジーは金メダルを獲得!
なんと、これがフィジー史上初のオリンピックメダルとなりました。
▼決勝戦&授賞式の様子▼
15:30ごろからの授賞式では、選手ひとりひとりがイギリスのアン王女(メダルプレゼンター)に敬意を評しひざまづきながらメダルを受け取るシーンも見られます。これには世界中から感動と賞賛の声が上がっています。
フィジーのラグビー強さの秘訣は?
でもフィジーってなんでラグビー強いの?って思いませんか??
僕自身ラグビーやった事もないし、ラグビー見に行ってもビール飲みすぎて途中で眠くなってしまいます。笑
なので、ここは専門家に聞いてみよう!と、日本でフィジアンスタイルのラグビーをしているクラブチーム「Tokyo Kaiviti」のキャプテン狩野さんに直撃取材してきました!
Tokyo Kaivitiは日本でフィジー流ラグビーを目指すクラブチームで、日本に在住しているフィジアンやその他オセアニア地方の方が参加しているグローバルなチームです!
※Kaiviti(カイビチ) = フィジー人という意味
Tokyo Kaivitiのキャプテンにフィジーのラグビーについて聞いてみた

こんにちわ、キャプテン!キャプテンはフィジー現地に滞在中にローカルのクラブチームに所属していた事もあるそうですね。
キャプテン:はい。
ズバリ、フィジーのラグビーの強さの理由は?
キャプテン:フィジーは個人の能力が高いのはもちろんですが、プレイ中に魅せる『フィジーマジック』と呼ばれる華麗なパスさばきも強さの理由です。
……良くわかんないんで動画で見ましょう!笑
おー!すごい!なんでこんなプレイが出来るんですか??
キャプテン:それはフィジアンの国民性が大きく関わっています。
もし、日本や他の国でフィジアン達の様なリスキーなパス回しをすると、確実にコーチやチームメイトに怒られます。笑
なのでチャレンジしませんし、教えません。
しかし、フィジー人はみんな「失敗しちゃったならしょうがない、ミスはするものだ」と考え、失敗を怖がりません。
その積み重ねがあるので、大事な試合でもスーパープレーが生まれるのです。
失敗できる環境があるので、プレーに独創性が生まれますし、セオリーになんて縛られていないので、アイディアが豊富です。どんどん新しいパスやステップなどが生まれるのです。
なるほど。失敗を恐れない精神ですね!
キャプテン:あと、フィジー代表の選手達にも言える事ですが、みんな本当にラグビーが好きなんだなと思います!ずっとラグビーの事を考えているんでしょうね!
これこそ「好きこそ物の上手なれ」です。
なんともフィジーらしい答えでしたね。キャプテン、ありがとうございました!
フィジーのラグビーが強い理由を、僕たちの人生にも当てはめてみると面白いかもですね!
秩序と規律のなかで生きている僕たち日本人は、失敗を恐れ、新しいチャレンジを好みません。
チャレンジより仲間に迷惑が掛からないかを先に考えます。
自分の好きな事にすら限界を設定してしまいます。
フィジアンのように失敗を恐れず、仲間を信頼し、自分の好きな事を夢中でする覚悟があったら……。
すぐに全てを実行できなくても、頭の片隅に置いておくのが大切ですね。小さなチャレンジの積み重ねが大きな成果になるかもしれません!
Vinaka.
現在Tokyo Kaivitiはスポンサーを募集中です!
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お問い合わせはこちら!(担当:狩野)
kentakarino0512@gmail.com