留学をするときに、滞在先をホームステイで選択する人は多いと思います。そして、頭ではわかってるんだけど、なんか不安だなって方、多いと思います。
ここでは、ホームステイを快適に過ごすヒントを、ホームステイ経験者の僕がお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。
目次
ホストファミリーとの初対面
いやー緊張しますよねこれは。日本人でも初対面だとなに話したらいいのかわからない事があるのに(汗;)。
プラス、ホストファミリーには英語で話さなければなりません!
僕も最初はすごいパニックだったのを覚えています、というかパニックすぎてパニックだったことしか覚えていません(笑)
1. パニックは当たり前、ホームステイ初日の恥はかき捨て
そりゃパニックになりますよ、飛行機に何時間か乗って着いたら英語なんですから(笑)。僕のような中高英語のみの英会話ビギナーには相当な事件でした。
会話が続かなくてすごく気まずい空気になるかもしれないと思うと恐ろしいですよね。しかし、英語を勉強しに来た1日目です。言葉もでませんし、会話になりません。それが普通です。
「まあ、こんなもんか」と受け入れ、英語を話すのが怖いというメンタルブロックの働きを鈍くしましょう。
心で唱えてください。「ホームステイ初日の恥はかき捨て!」と。
2. ホームステイファミリーへの質問表を作っておく
まず会話に困るんですよね、ファミリーと仲良くなるまでって。
何も言葉が出てこないんですよ。会社の先輩に「彼女の写メ見せてくださいよ!」ってめっちゃ頼んで、いざ見せてもらったらあんまり可愛くなかった時ぐらい何言ったらいいかわからなくなります(女性の皆さんごめんなさい)。
この事態に備えて、こっちから質問があれば少し楽ですよね!
今はネットで調べればいくらでも質問フレーズが出てくると思います。たわいのないもので十分なので、いくつか簡単な質問ができるようにしておきましょう。
行く国によるかもしれませんが、政治や宗教的なことは避けた方がいいかもですね!
3. 自分の大切な情報を伝える準備を
初日にどうしても伝えておかないといけないことを伝える準備をしておきましょう。
例えば、アレルギーがある場合や食べられないモノなど、ホストファミリーと共有しておいたほうがいい情報は伝えておきましょう!
あと自分がした質問内容はまるまる自分に返ってくることが多いので、2で作ったホストファミリーへの質問表の横に自分の事も書いておくと便利です!
4. 家族のルールは聞いておく
ルールを守るのは我々日本人の十八番。すぐに理解し守れるでしょう。
しかし聞くタイミングを見計らってしまい、なかなか聞けないのも我々日本人の十八番(笑)。
それぞれの家族にはそれぞれのルールがあるはずですから、できれば初日に一通り確認しておきましょう。行く国によって確認事項も変わってくると思うので、ググってみてくださね!
ホームステイ数日~数ヶ月経過
数日経過すると少しづつ生活に慣れてくるでしょう。
ホームステイはお金を払って滞在します。しかし、お客さんって感じで過ごしちゃうとホストファミリーとの距離も縮まりません。なんだかもったいないですよねー。
5. できることは手伝おう
お手伝いはとても良いコミュニケーション手段です。
ホストマザーがご飯を作っていたら、なにかやることがないか聞いてみる。料理だとちょっと邪魔になっちゃうなと感じる場合は、食後の皿洗いなどでもいいでしょう。お掃除や買い物、なんでも首を突っ込んでみましょう。
英語を使う機会も増えますし、なによりママを味方につけることができます(笑)。
あとあとの過ごしやすさに影響するかも(笑)。
6. ホストファミリーに誘われたらとりあえずついていこう
休日にホストファミリーがお出かけに誘ってくれたら、とりあえず行ってみましょう。
英語に慣れるまでの間はなかなか話に入れなかったり、なんか居心地が悪かったりしますが仕方ないです。言葉でなくても表情や行動で自分の人間性は少しづつホストファミリーに伝わっていくはずです。微力ですが0ではありません。伝えたくても伝えられない悔しさを英語学習のモチベーションに変えましょう!
7. How was your day?のネタを考えながら帰宅しよう
学校から帰宅後、ファミリーから「How was school?」や「How was your day?」と聞いてくれることもあるでしょう。
そんな時に「え、まあ普通だったよ」よりもなにか話になったほうがいいですよね??
話すネタを探しに、学校帰りはいつもと違う行動をしてみることで、本来なら出会わなかった人や新しい発見、経験につながるかもしれません(^^)/
簡単なことでいいと思います。「今日さ、あの通りのカフェに入ってみたんだ、マフィンおいしいね!」みたいな。
家族との会話にもなるし、新しい発見もある。一石二鳥ですね!
8. 異文化を受け入れよう
少し滞在すると日本と違うなってことが出てくると思います。
食生活や生活習慣などいろいろあると思いますが、一生それが続くわけではないですし、留学中だけと割り切って楽しむ事をおすすめします。
ちなみに日本の生活と落差がある方が、新たな価値観が見い出せて後々いい思い出になることもあります!
9. どうしてもファミリーと合わない場合は変更も考えよう
ホームステイの受け入れをしているぐらいですから、すばらしいファミリーが多いはずですが、中には自分と合わないホストファミリーもいるかもしれません。
関係がうまくいかず重苦しい空気が続くようなら、学校やエージェントに相談してステイ先を変えるのも手です。アレンジ料金などは必要になるでしょうが、せっかくの留学期間です。逃げることも方法のひとつと覚えていてください。
ホストファミリーとお別れのとき
留学には終わりが来ます。それはお世話になったホストファミリーとのお別れのときでもあります。
日本から何千キロも離れた異国で英語もあやふやな自分を受け入れてくれたホストファミリーと別れる時、胸がグッと苦しくなったのを覚えています。
10. お世話になったホストファミリーに精いっぱいお礼を伝えよう
英語で気持ちを伝える……。
最後に自分の留学生活の成果が出るかもしれません。
長い間お世話になったホストファミリーに「Thank you.」とだけ伝えて去れるでしょうか?
きっともっと感謝の意を伝えたいと誰もが思うはず。
そのために事前に感謝のスピーチを考えておくといいですね!
つたない英語でもかまいません、お別れのときは留学生活で一番おしゃべりになってください。
最後に
今回はホームステイで役立つ10の心得をご紹介しました!
異国で住むことは慣れるまで大変ストレスのかかること。ホストファミリーが少しでもストレスを和らげてる存在になればいいですね!
そもそも知らない人と住むのは……って方!留学期間中だけでもチャレンジしてみてください。無理なら変えればいいだけですから(^^)/
今はいろんな情報がすぐに見れますが、『知っている』と『やっている』とでは全く異なることがあります。
信じるな、疑うな、確かめろ
この精神論で確かめてみませんか??