フィジー留学に行くときには何を持っていけばいいんだろう?と悩む人へ、持って行くと便利なグッズや、逆に持っていかない方がいいものをまとめました。ぜひ留学準備の参考にしてください。
フィジー留学準備 持ち物チェックリスト
まずは、必ず持って行くべき基本の持ち物を見ていきましょう。
- パスポート
- 現金
- 携帯
- カメラ
- 留学学校からもらった資料
- 文房具
- 辞書
- 洋服・下着 1週間分程度
- 水着
- タオル 2〜3枚
- サンダル、運動靴
- 帽子
- サングラス
- 日焼け止め
- 化粧水などのアメニティセット
- シャンプーなど 1〜2日分
- 常備薬
- ポケットティッシュ
- メガネ・コンタクト(視力矯正している場合)
- 日本からのお土産(ホームステイの場合)
留学経験者がおすすめする「持っていくと便利なもの」
ここからは、実際に留学した経験者にアンケートをとり、「持って行くと便利!」「役に立った!」という声があったものを厳選してご紹介します。
- SIMフリースマホ
- 虫対策グッズ
- ダニ・ノミ対策グッズ
- 海に入れるサンダル
- 味噌汁などの日本食
- 折りたたみ箸
- 歯ブラシ
- ボディタオル
- ドライヤー
- 酔い止め、常備薬
- 国際免許証
- クレジットカードなど
- 緊急連絡先などのリスト
- 英語での自己紹介文
- 日本語で書かれた英語学習書
それでは、順番に見ていきましょう。
SIMフリースマホ
フィジーは国内各地でインターネット回線が接続できます。SIMフリーフォンを持っていけば、現地のSIMカードを買うだけですぐに使えるようになるので便利です。
ドコモやSoftBankなどの回線契約をしている携帯電話はSIMロックがかかっているものがあるので、あらかじめ確認するといいでしょう。
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虫対策グッズ
熱帯地域であるフィジー。意外な盲点となるのが、「虫」です。
ハエや蚊なども多いので、虫除けスプレーやかゆみ止めなどを持っていると役に立つでしょう。
ダニ、ノミ対策グッズ
現地では「ベッドバグ」と言われるふとんのダニやノミ。ベッドバグに刺されると、皮膚が痛がゆくなって跡が残ってしまうこともあります。ホテルではあまり聞きませんが、ホームステイやドミトリーでは刺される可能性があるので、ダニよけのスプレーを持っていくと安心です。
友人に貸してあげればヒーローになれるかもしれませんね。
海に入れるサンダル
海に入る機会がありそうならあると便利な「マリンシューズ」。
サンゴ礁の海や岩場は、ビーチサンダルだと脱げちゃうし、素足だと足が痛くなったり傷ついたりする危険性があります。海に入っても脱げない水陸両用のサンダルやマリンシューズなどを持っていくと役に立つでしょう。
味噌汁などの日本食
簡単に食べられるカップ味噌汁や、料理ができる人は顆粒だしなどがあると便利です。
特に長期滞在する人は、日本食が恋しくなる時がくるでしょう。日本食レストランもありますが、毎日行くわけにもいかないでしょうし、手軽に食べられるものを持っておくといいですね。
ちなみに、醤油などの調味料やインスタントラーメンなどは現地でも売っています。
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折りたたみ箸
私のフィジー留学中の定番昼ごはんは、5個入りで2〜3ドルのインスタントラーメンでした(留学中の食事は、ホームステイで1日2食用意してくれますが、平日のランチは自分で用意しなければなりません)。このときmy箸があってすごく便利だったのを覚えています。
歯ブラシ
もちろん現地にも歯ブラシはあります。しかし、サイズがやけに大きくて私にはちょっとしたストレスでした。品質の高い日本の歯ブラシは持っていくことをおすすめします。
ボディタオル
フィジーのお風呂事情はあまりよくなく、ほぼカラスの行水です。また、ボディタオルを使う習慣がないのか、現地ではあまり見たことがありません。
汚れや日焼け止めを落とすためにも必要だと思うので、ボディタオルや体用のスポンジなども持っていくといいかな〜と思います。
ドライヤー
アフロヘア or 坊主というフィジー人たちは、ドライヤーを使わない人も多く、ドライヤーがない家は珍しくありません。現地でも購入できますが、日本と同じ品質は望めないでしょう。
ドライヤーを持って行く時は、必ず海外対応のものにしてください。対応していないものを持って行くと、電圧が違うため動かなかったり、壊れたりします。
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酔い止め、常備薬
もちろんフィジーでも薬は手に入れられますが、そもそも現地の人と日本人は体のつくりが違うため配合されている成分が異なり、現地の薬だと副作用が出る可能性もあります。
日本だとなんともなくても、慣れない海外生活は体調を崩しやすくもなるでしょう。念のため痛み止めや風邪薬などは持って行った方がいいかもしれません。
また、乗り物酔いを少しでもする人は酔い止めはマストです。フェリーやボート、長距離バスなどに乗る機会も多いと思います。
国際免許証
日本の免許証ではフィジーでは運転できませんので、車に乗る可能性がある人は必ず「国際免許証」を取得していきましょう。
国際免許証は身分証明書にもなるので、パスポートを常に持ち歩くのは怖いという人にもおすすめ。オーストラリアやニュージーランドなどでも使えます。
クレジットカードなど
数ヶ月の滞在となる場合、治安上、多くの現金を持っていくのはおすすめできません。クレジットカードや国際キャッシュカード、国際プリペイドカードなど、現地のATMで引き出しができるようなカードを持っていきましょう。
クレジットカードは旅行損害保険が付帯しているものもあるので、使わなかったとしても持っているだけで安心です。
緊急連絡先などのリスト
日本での緊急連絡先、留学会社の連絡先、クレジットカードや損害保険の電話番号、フィジー現地の救急、警察、ホストファミリーの住所、連絡先など。ひとつにまとめておくと安心です。
飛行機で配られる入国カードには滞在先住所を書く欄もあるので、すぐに出せるようにしておきましょう。
英語での自己紹介文
留学で一番多く話す話題が「自己紹介」でしょう。
日本のこと、家族のこと、地元のこと、趣味のことなどを英語で説明できるように準備しておきましょう。正しい文法でなくても構いません。絶対に役立つので、留学に行く時には準備しておくことをおすすめします。
日本語で書かれた英語学習書
当たり前ですが、フィジーにある教材は全て英語で書かれたものです。英語初心者の人は、英語で英語を学ぶことに慣れていませんので、かさばらない程度でいいので、文法書や日常英会話などの参考書など1〜2冊は持って行った方が良いでしょう。
持っていかない方がいいもの
大量の洋服
ただでさえ洋服はかさばりますし、現地でもリゾートっぽい服が安く買えます。洋服は必要最低限に。帰るときに全部捨てていっても惜しくないぐらいのもので十分かなと思います。
(ただし、下着は現地で見つけるのはなかなか難しいので、ちょっと多めに持って行った方がいいかもしれません)
フィジーで使えないカード類
財布の中身を今一度確認し、ポイントカードや日本の免許証、保険証など、フィジーで持っていてもなんの意味もないものはすっぱり置いていきましょう。盗難リスクもあります。
財布も、いつも使っているものではなく、安っぽい小さめのものにしておくと良いでしょう。
過去の友人関係
留学は人生を大きく変える可能性のある重大な決断であり重要な時間です。
日本の友人ももちろん大切にするべきですが、留学中ずっとSNSなどで連絡を取り合うなど過去の友人関係を強く引きずっていると、せっかくの貴重な時間を棒に振ることになるかもしれません。
「知り合いが誰もいない土地で自分ひとりでやるんだ!」という意気込みでいることで、きっと新しい素敵な出会いがやってくることでしょう。
持って行く荷物は少なくするべし!
フィジーには生活に必要なものは一通り揃っています(粗悪な品質のものも多いですが)。極端な話、パスポートとお金さえあればフィジーでは生きていけます。
また、留学から帰るときにはたくさんお土産も買うでしょう。さらに自分用に買い物したりすると、行く時に比べてかなり荷物が増えるのではないでしょうか。
留学に持って行く荷物は少なすぎるぐらいでちょうど良いと考え、計画的に準備を進めて行きましょう!